刻印なし純金コインが枠の重さで重量詐称?対策法公開 - Holy

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刻印なし純金コインが枠の重さで重量詐称?対策法公開

#金投資詐欺

刻印なし純金コインの重量詐称問題

今、刻印のない金貨コインペンダントトップの枠を利用した詐欺が大流行しています。2024年はチタン金メッキ喜平ネックレスが流行していたので流れてきました。この記事では、重量詐称の問題について掘り下げ、そのメカニズムや、枠の重さがどのように影響を与えるのかを解説します。読者の皆さんは、これを通じて、コインの真の価値を見極めるための知識を得ることができます。

重量詐称のメカニズム

まず、コインはオンス表記なので単位が分かりにくいのが詐欺を助長します。そして刻印がなく、記念コインに似せた自作コインに純度の低い枠を取り付けて総重量だけ表記して販売しています。これでは純金部分の重さが分からず、かつ枠も一体型になっているものもあり純金が何グラムあるのかわからないようになっています。購入後重さを測ろうにも枠を取り外してしまえばその時点で返品の対象外になってしまいます。純金の重さの確認を怠った購入者のせいにされて泣き寝入りとなってしまいます。安いというだけで刻印のない金貨は危険ですので、注意が必要です。

枠の重さが与える影響

刻印のない純金コインにおいて、枠の重さは特に重要な要素です。コインの周囲を取り囲む金属枠やデザインの重さが、実際に含まれる金の量を誤解させることがあります。このような枠は、見た目を良くするために使用されることが多いですが、実際の金の量とは無関係に重量を増加させる要因となります。したがって、購入時にはコインのサイズが決められているウィーン金貨のような国別刻印入りの金貨を購入しましょう。

対策法の概要

対策には、ウィーン金貨のような国別刻印があるものを選ぶ。これだけで安心して取引を行うことができます。

また、18金やジュエリーや中古品は投資に向かないため、LBMA認定マークのついた純金インゴットかウィーン金貨のような国別刻印のついた金貨の新品未流通品がおすすめです。特に中古は表記のグラムに達しない削られたものがあります。さらにペナルティのない造幣局の「ホールマーク」の入った純度詐称のジュエリーで騙されている人が後を絶ちませんのでお気をつけ下さい。

この記事の著者

田中 勇

1981年2月生まれ。東京藝大卒業後、銀座のジュエリー工房で彫金師として活動。2013年に「Holy」ブランドを創設し、純金ジュエリーを強化透明樹脂で包み、胸元で浮遊する幻想的なデザインの商品を開発・販売。現在に至る。

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