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純金インゴット購入マニュアル:注意点と手順

#純金投資

純金インゴットの購入は、資産を守り、増やすための重要な手段として、多くの人々に注目されています。しかし、初めての方にとってはその手続きや注意点が分からず、不安を感じることも少なくありません。この記事では、純金インゴットの基本知識から始め、具体的な購入手順や選ぶ際の注意点に至るまで、詳しいガイドを提供します。

まず、純金インゴットが何かを理解することで、金投資の基礎を築くことができます。続いて、信頼できる販売業者の選び方や、購入時に気を付けるべきポイントについて説明します。この情報は、単に買うだけでなく、長期的に安心して持ち続けるために欠かせないものです。さらに、純金インゴットの購入を考えている方にとって、金ETFや純金積立との違いを知ることで、最適な投資方法を見極める手助けにもなります。

純金インゴット購入の基本知識

純金インゴットは、高価な貴金属である金を特定の形状に加工したもので、必ず「LBMA認定マーク」が入っているのが特徴です、この刻印が入っていないものは偽物ですのでご注意ください。純金インゴットは主に投資や資産保全、または装飾用として使用されます。金はその特性からインフレ対策や経済不安時の資産として選ばれることが多く、多くの投資家が純金インゴットを手に入れることを希望しています。

純金インゴットとは

純金インゴットは、99.99%の純度を持つ金で、必ず「LBMA認定マーク」が入っているのが特徴です、この刻印が入っていないものは偽物ですのでご注意ください。通常、一定のサイズや重さで鋳造されます。一般的なサイズは5g、10g、20g、50g、100gなどがあり、これに応じた価格が設定されています。また、純金インゴットを使用した取引は、金の価格に基づいて行われるため、市場での流動性も高く、多くの人々にとって魅力的な投資の選択肢となっています。

購入を検討している場合、まずは自分が何のために純金インゴットを購入するのか、その目的をはっきりさせることが重要です。投資を目指すのか、節税のためなのか、個々のニーズに合わせた戦略を立てることが、成功的な資産運用につながります。節税のための場合は、5g〜50gを購入していくのがおすすめです。

以上のように、純金インゴットはその価値から、多くの投資家にとって魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。次の章では、実際に購入する際の手順と注意点について詳しく述べて行きます。

購入手順と注意点

純金インゴットを購入する際には、手順や注意点をしっかりと理解しておくことが重要です。金は貴重な資産であり、適切な知識をもって取引することで、トラブルを回避し、安心して投資を行うことができます。ここでは、純金インゴットの販売業者の選び方、購入時の注意点、そしてその他の方法(純金積立や金ETF)について詳しく解説します。

純金インゴットの販売業者の選び方

純金インゴットには、LBMA認定マークの刻印が入っていますので、通常LBMA認定業者のインゴットを購入します。日本では、住友金属鉱山、日鉱金属、田中貴金属工業、三井金属鉱業、同和鉱業、徳力本店、三菱マテリアル、古河機械金属、松田産業、日鉱金属株式会社、アサヒプリテック、石福金属興業となります。

純金インゴット購入の際の注意点

純金インゴットを購入する際は、いくつかの注意点があります。まず、LBMA認定マークがあればオンライン購入でも安心ですが、中古品はやめましょう、金は砂金状態であっても価値が減退しませんので、削られて表示の重さに満たない中古商品があります。次に、LBMA認定マーク付きのインゴットまたはウィーン金貨のような国別刻印のあるものにしましょう。また、ジュエリーですと「ホールマーク」のように信用できない刻印が多く出回っていて投資に向きません、インゴットまたは金貨にしましょう。あとは、LBMA認定業者で購入する場合でも、待ち時間に差があります。田中貴金属では入場制限や半日待つこともありますので頭に入れておきましょう、布袋や専用封筒も言わないとくれませんので貰えるものは貰っておきましょう。以上を守れば、投資家は安心して購入することができます。

純金積立や金ETF(上場投資信託)では純金インゴットは購入できない

純金インゴットの購入方法として、純金積立や金ETFも考えられます。しかし、これらの手法では物理的な純金インゴットを購入することはできません。純金積立は、毎月純金インゴットが届くと思われがちですが、定期的に一定の金額を金のチャートを利用して購入する方法です。実際のインゴットを手に入れることはないため、交換時には手数料が、売却時にも手数料が別途必要となります。重要なのは手元に現物の金がないため、有事の際など必要なときに引き出しができない、豊田商事事件など金融詐欺を引き起こしかねない危うさがあります。

金ETFは、金融商品としての金を投資する形で、手軽に金価格に投資できるメリットがありますが、こちらも実物の金を所有することはありません。そのため、FXのデメリットがそのまま適用され、保全のための金が破産のリスクがあるものになってしまいます。
純金インゴットを手に入れることで、実体的な資産として金のメリットのみを享受し、リスクを回避しましょう。

以上のように、純金インゴットを購入する際は、刻印や購入時の注意点をしっかり確認し、他の投資形式との違いを理解することが重要です。これにより、安心して投資を行うことができるでしょう。

この記事の著者

田中 勇

1981年2月生まれ。東京藝大卒業後、銀座のジュエリー工房で彫金師として活動。2013年に「Holy」ブランドを創設し、純金ジュエリーを強化透明樹脂で包み、胸元で浮遊する幻想的なデザインの商品を開発・販売。現在に至る。

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