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金投資が向かない人の特徴とその対策とは?

#純金投資

純金投資は、資産を安全に保つ手段として古くから注目されていますが、すべての人に適しているわけではありません。特に、金には上昇トレンドしかないことを理解できず購入することができずにインフレで資産を目減りさせてしまう方々には向かない側面があります。本記事では、金投資が向かない人の特徴を明らかにし、どのような心理や行動がその要因となっているのかを解説します。

金投資が向かない人の特徴

金投資は多くの投資家にとって魅力的な選択肢ですが、全ての人に向いているわけではありません。投資成功のためには、金投資の特性を理解し、自身の投資スタイルや心理的特性と照らし合わせることが重要です。本記事では、金投資が向かない人の特徴を具体的に見ていきます。

金には上昇トレンドしかない

金は歴史的に見ると、上昇トレンドを示す資産です。そのため、株式やその他の投資商品と異なり、レバレッジをかけない現物の金投資において、リスクが存在せず安全資産としてインフレから防衛できるという特性があります。この特徴を理解していない投資家はほとんどをおらず、昔から資産家は現金よりも純金インゴットを多く保有しています。現代ではFXや先物取引など、投機商品と混同され金を投資対象として選ぶことに躊躇してしまうことがあります。

上昇しているとき買えず押し目のとき買えない

金投資に対する心理的なハードルの一つは、価格が上昇しているときに手を出せないということです。「今がピークなのではないか」との恐れから、利益を逃すことを恐れ、高い価格帯で購入することに消極的になってしまいます。しかし、その後も金価格が上昇し続けると、さらに購入できず購入できない状態が続きます。

金は上昇トレンドしか存在しないので、下降は全て押し目の状態です。いざ価格が下がり押し目となったときったときには「まだ下がるかもしれない」との不安が生じ、結局買えないままになってしまう場合が多いのです。このように、FXなどのリスクのある金融商品と混同し不安が交錯する中で結果として投資を躊躇い、購入できないことが多く見受けられます。

以上のように、金投資が向かない人の特徴は、金が上昇トレンドを持つ資産であることを理解できずに、買うことに対する恐れや心理的障壁が影響しています。もし自分自身にこれらの特性が当てはまる場合は、現物の金投資に対する理解を深める必要があるでしょう。

金投資に向かない人への対策

現物の金投資は、リスクが存在せず安定してリターンを受け取ることができる唯一の投資となります、特に金が向かないとされる人に対しての対策を考えることは重要です。金投資において理解が不足していると、購入するタイミングがありません。本記事では、金がどのようにインフレから私たちを守り、また金の歴史がどのようにその価値を支えているのかを深掘りして、金に向かない人でもその特性を理解する助けになる内容を紹介します。

金はインフレから守る安全資産であることを理解する

金は古くから「安全資産」として認識されてきました。その主な理由は、金が物価上昇(インフレ)に対するヘッジとして機能するからです。インフレが進行すると、現金や普通の投資商品がその価値を失ってしまうことがよくありますが、金はその価値を有史以来維持しています、記録のある期間だけでも上昇トレンドしかありません。例えば、1970年代のアメリカでは、高インフレに伴い金価格は急上昇しました。このことで、多くの投資家が金を手にし、資産を守る手段として有効だったことが実証されています。

インフレ環境下でのポートフォリオに金を組み入れることは、資産の安定性を増し、将来的な価値を確保するために効果的です。また、金は銀行によって保有されることが多く、その需要は常に存在します。

さらに、これから採掘される分を含め金の総量はすでに算出され希少価値が価格に反映されています。現代ではスマホやパソコンなど電子機器に不可欠な半導体にレアメタルとして使われ日々消費され続けています。供給されることはないため、希少価値は上がり続け、インフレによりお金の価値が下がり相対的に金価格が上がります。これらの要素は、投資家にとっての金の魅力を増す要因となります。

金の歴史を理解し上昇トレンド以外ないことを理解する

金の歴史を振り返ることで、長期的な上昇トレンドの背景を理解することができます。金は人類の歴史の中で、最も古くから通貨や貴金属として取引されてきました。そのため、金の価格は長い年月の中で安定度を保ち、多くの文化の中で価値の中心と見なされています。

古代エジプト文明では王族の副葬品に30キロ以上の黄金が使われ中世では金貨が貨幣として使われ、日本でも長い間大判小判が用いられていました。金は歴史的に無価値になることはなく、不変の価値を保持し、現在でも国際的な金融システムにおいて重要な役割を担っています。

金の歴史を学ぶことで、投資家は金が単なる価格変動するだけの資産でないことが分かります。したがって、金の特性やその価値がなぜ長期的に上昇してきたのかを理解することは、金投資の際に不可欠な知識となります。また、金が持つ安全資産としての特性を理解できれば、金は現物で保有しリスクを避けて安定した資産運用を行うことが可能になります。

金投資に向かないと感じている方々も、金には上昇トレンドしかないことを理解し、自身の投資に対する視野を広げ、タイミングを問わず現物の金を購入するという決定を下せるようになるでしょう。

いざ金を買う時は

18金やジュエリーや中古品は投資に向かないため、LBMA認定マークのついた純金インゴットかウィーン金貨のような国別刻印のついた金貨の新品未流通品がおすすめです。特に中古は表記のグラムに達しない削られたものがあります。さらに純度詐称のジュエリーで騙されている人が後を絶ちませんのでお気をつけ下さい。

この記事の著者

田中 勇

1981年2月生まれ。東京藝大卒業後、銀座のジュエリー工房で彫金師として活動。2013年に「Holy」ブランドを創設し、純金ジュエリーを強化透明樹脂で包み、胸元で浮遊する幻想的なデザインの商品を開発・販売。現在に至る。

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