金価格上昇中!投資家が知るべきこと
最近の金価格の上昇は、投資家にとって注目すべきトピックとなっています。この流れの背景には、金の最高値更新し続けていることが影響を及ぼしており、多くの投資家が安全資産としての金に目を向けています。本記事では、金価格には上昇トレンドしかないことを掘り下げ、その要因を詳しく解説します。
金価格上昇の背景
近年、金価格が上昇を続けている背景には、様々な要因が複合していますが、金は有史以来上昇トレンドしかないため当然のことなのです。
金には上昇トレンドしかない
金は古代より「価値の貯蔵手段」として重視されてきました。金は地球上で総量がこれから採掘される分を含め算出され価格に反映されています、お金が刷られ金余りが発生しお金の価値が下がることがインフレで、インフレは必ず進みます。金は総量が決まっているのでインフレでお金の価値が下がると、金自体に変わらない価値があるため相対的に金価格が上昇することになります。
さらに、レアメタルとして携帯やPCなど電子機器に欠かせない半導体に金は消費されています、これにより希少価値が上がり、金価格を上昇させる要因となっています。
歴史的に見ても金には上昇トレンドしかありませんでした。最近も例えば、1980年代初頭や2000年代初頭には、インフレーションが高水準に達し、株価や為替が大暴落する中、金価格は急騰しました。
このように、金価格の上昇は今までもこれからも続きます。
投資家が知っておくべき情報
純金積立やETFでの金投資は、実際には金が手元までくるわけではなく、金のチャートを利用するだけでFXと同様に破産するリスクがあります、そのためこれらは投機であり投資ではありません、資産を守るために行うのが投資ですので資産が減るリスクのあるものは避けなければなりません。
さらに、地震や戦争など有事の際は手元に純金がなければ、スマホが使えず出金自体できなくなります。必要なときに使えなければないのと同じです。現物の純金投資は手元に現物の金があるので、金貨や小判がそうであったように、貨幣のように使うことも容易にできます。腕時計などは物々交換に向きませんが、金は誰でも共通した価値を理解しているので、1食分、米10キロなど、金と容易に交換することが可能です。
令和の今も食糧難が来たと備蓄が求められていますが、日本の住宅事情では缶詰やレトルトや米や乾麺など何万食分も収納するのは無理があります、お金では今の何百倍にも上がるであろう物価に対して紙切れ同然でしょう。よく映画でもそのようなとき金が用いられるのをよく見ます、希少価値と有史以来変わらない価値を持つ金が、有事の際には小判や金貨同様威力を発揮しますので、金の備蓄が正解となります。
リスク管理と戦略的アプローチ
現物の金を投資目的で購入するときは、いくつかの注意点があります。
まず、18金やジュエリーや中古品は投資に向かないため、LBMA認定マークのついた純金インゴットかウィーン金貨のような国別刻印のついた金貨の新品未流通品がおすすめです。特に中古は表記のグラムに達しない削られたものがあります。さらにペナルティのない造幣局の「ホールマーク」の入った純度詐称のジュエリーで騙されている人が後を絶ちませんのでお気をつけ下さい。
最後に、投資は常に学び続ける必要があるとよく言いますが、そんな事は全くありません、本物の現物の純金を購入する。これだけでインフレなどによる資産の目減りをなくし、必ず利益を上げることができます。