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金の偽物がオンラインショップで大流行中!見抜くポイントは?

#買ってはいけない

昨今、インターネットを利用したショッピングが普及する中、金に関する偽物、表記偽装が急増しています。オンラインショップでは、実物を手に取ることができないため、たったひとつの見抜くポイントを知ることがますます重要です。本記事では、金の偽物を見分けるための具体的な知識や対応策を解説します。LBMA認定マークや田中貴金属の「ホシエスマーク」のような製造者マーク、ウィーン金貨のような国別刻印、信用できる証明はこれだけですので、詐欺被害を避けましょう。

金の偽物が大流行

近年、金の価格が高騰する中で、金の偽物が市場に氾濫しています。これは、特にオンラインショップやオークションサイトなどで顕著であり、少なくとも金の価値が理解されている消費者にとって、新たな脅威となっています。

多分ですがアリババで54円で売られているものを大手ECサイトで2万円以上で売られていました
ある程度の被害者を出したらメーカー名を変えて繰り返します、騙されないようにしましょう。

オンラインショップで表記詐称

2024年は素材詐称の喜平ネックレスで溢れていましたが、2025年は偽物のアンティーク金コインが多くなり、全体で純度詐称のものがほとんどをを占めるようになっています。50円のものを1000円で売るのはイミテーションと分かるのでまだ良心的です。これを2万円から60万円で売っているので、値段だけ見て安いと買ってしまう方が後を絶ちません。
田中貴金属のように金塊で買い付ける程の体力のある会社でない限り、この世に安い金や過去安かった時の値段で販売されていることなどありません。LBMAが毎日価格を発表しているので、ネックレスなど加工品がこの金額の2倍より安ければまず偽物か純度偽装です。田中貴金属の小判で丁度2倍程度です。設備や技術や資本が田中貴金属よりも劣るのに商品が安い。中には本物があるかもしれませんが、見分けること無理ですので購入しないことがリスクを避けることになります

金の偽物を見抜くポイント

本物の純金製品を見分けるにはたった一つ、刻印の確認以外ありません

LBMA認定マークかLBMA事業者の製造者マークまたは国別刻印以外は偽物

本物であるかどうか刻印を見ればわかりますが、不正をしたときに法的に罰せられるものに限ります。造幣局の「ホールマーク」は、偽物であった場合にもペナルティの罰せられることもないため、信頼のある刻印ではありません。
信頼のおける刻印は、インゴットではLBMA認定マーク、コインだとウィーン金貨のような国別刻印、ジュエリーでは田中貴金属の「ホシエスマーク」のような製造者刻印が信頼できる刻印になります
この刻印のある金から商品を選びましょう。

購入時の注意事項

金を購入する際には、いくつかの注意点があります。
まず、中古品は投資に向きません、削られて重量が記載未満のものがあります。18金など純金以外の金を証明する刻印はないので、純金以外購入するのはやめましょう。ジュエリーでも今は純金が主流になっています。また、造幣局の「ホールマーク」は、純度詐称のジュエリーで騙されている人が後を絶ちませんのでお気をつけ下さい

この記事の著者

田中 勇

1981年2月生まれ。東京藝大卒業後、銀座のジュエリー工房で彫金師として活動。2013年に「Holy」ブランドを創設し、純金ジュエリーを強化透明樹脂で包み、胸元で浮遊する幻想的なデザインの商品を開発・販売。現在に至る。

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