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中古(流通品)の純金インゴット、買ってはいけない理由

#買ってはいけない

金は投資としての価値が高く、金製品はその代表的な存在です。しかし、中古の純金インゴットを購入する際には、知識と注意が必要です。この記事では、中古品と新品の違いや市場の状況、購入する際のリスクについて深く掘り下げます。特に、長年流通している中古品には、悪意のある取引や重さの違いといった問題が潜むことがあります。このような危険を理解することによって、無用な損失を避けることが可能となります。

さらに、安全に純金を購入するための方法もご紹介します。新品の未流通品を選ぶことが、投資の成功に直結する理由や、その際のメリットについても詳しく解説します。この記事を通じて、読者は中立的かつ効果的に純金インゴットを選ぶための知識を身につけ、自信を持って投資ができるようになるでしょう。

あるオークションサイトで中古の純金インゴット10gを購入したところ、裏側が傷だらけで6gしかありませんでした、金は砂金でも売却できるため削り取られたものと思われます。

中古純金市場の状況

近年、中古純金インゴットの市場が注目を集めています。これは主に、投資対象としての金の価値が高まり、資産の一部として金を保有したいと考える人々が増えているためです。ですが金高騰の折、少しでも金を安く買おうと中古品や18金を購入する人が増えています。このセクションでは、中古品と新品の違いや、中古品のリスク、注意点について詳しく見ていきます。

中古品と新品の違い

まず、中古純金インゴットと新品のインゴットの主な違いについて取り上げましょう。新品の純金インゴットは製造から時が経っておらず、流通市場に出ていない状態です。そのため、純度や重量が明確で、信頼性が高いと言えます。一方、中古の純金インゴットは過去に他のユーザーによって触られており、その経歴や状態がより複雑です。中古品は一般的に、新品に比べて価格が安く設定されることが多く、掘り出し物を探している投資家にとって魅力的な選択肢に映ります。

中古のインゴットには、元の持ち主の影響が残っていたり、特有の瑕疵(かし)が存在する場合があります。これらの瑕疵は、インゴットの価値を下げる要因となるため、購入時には十分な注意が必要です。また、中古インゴットはしばしば、悪意のある人を介するため、純度や重さが違う商品が流通している場合があります。

重さが違う

次に、中古純金インゴットの重さに関する問題について触れます。新品の金インゴットは、通常、厳密な規格に基づいて製造され、正確な重さが保証されています。田中貴金属の場合は必ず記載の重量より重く設定されています。しかし、中古品はその形状や状態により、元の重さから減少している可能性があります。特に、過去に悪意のある人に渡った場合、削られたり、傷がついたりして重さが変動することがあります、酷いものだと前と後ろに割られ半分の重量になっているものもあります。

金のインゴットはその純度と重量が重要な要素であり、例えば金のインゴットの重さが若干でも異なる場合、市場での評価が大きく変動することがあります。これにより、購入者は購入後にそのインゴットの正確な評価を行う必要があり、査定の手間がかかることがあります。また、インゴットの重さが減少している場合、転売時における利益が少なくなる可能性も考えられます。

流通品であることから、詐欺罪に問うのも難しく、リスクを回避するためにも慎重に選択することが求められます。

中古純金インゴット購入のリスク

中古純金インゴットは、人々に投資の選択肢を提供しますが、それにはいくつかのリスクが存在します。このセクションでは、中古純金インゴット購入に伴う主なリスクについて詳しく説明します。

長年流通して悪意にさらされている

中古の純金インゴットは、過去にさまざまな手を経て流通してきたため、購入時には注意が必要です。特に、個人間や不特定の販売者からの購入は、悪意ある行為の標的となる可能性があります。たとえば、加工品が流通している可能性があるため、新品未流通品の購入を推奨します。

また、中古品はその履歴が不明な場合が多く、過去にどのような所有者がいたのか、また使用状況はどうだったのかが分からないことが多いです。そのため、もしかしたら一正当な価値を持たない金の可能性もあるのです。この歴史の不明さは、特にその金がどのように扱われてきたのか、どのくらいの期間にわたって流通していたのかという問題を引き起こします。さらに、所有者による悪意のある操作が行われた場合、金の価値も大きく変動します。

そのため、中古純金インゴットを購入する際は、そのインゴットの出所や履歴を確認することが重要ですが、ほぼ不可能です。新品未流通品の購入が望ましいです。

重さが違う、削られている場合も

中古純金インゴットにおいて、重さの違いはしばしば問題となります。インゴットは通常、一定の重さを持つことが期待されますが、長年の使用や流通過程において、摩耗や削減が生じることがあります。特に、中古品の場合、前の所有者によって削ることが行われていたり、金の一部が外部的な理由(加工や事故など)で失われてしまっている可能性があります

このような理由から、購入する際には、そのインゴットの重さを事前に確認することが大事ですが、オンライン上の取引などで実際には事前に確認することは不可能です。

また、純度も重要ですが、手垢でくすんだことにして、純度を偽造することも容易です。

こうした多様なリスクに対処するためには、新品未流通品を購入することが重要です。これにより、資産投資としての金の購入が、より安全で有意義なものになるでしょう。

安全な純金購入の方法

純金の購入を考える際、安全性は最も重要な要素の一つです。市場にはさまざまな純金製品が存在していますが、特に中古品や流通品にはリスクが伴うため、慎重に選ぶ必要があります。ここでは、安全な純金購入の方法について説明し、特に「新品未流通品であること」が重要である理由や新品購入のメリットについて具体的に解説します。

新品未流通品であることが必須条件

純金を購入する際、「新品未流通品」であることは必須条件です。中古品や再販品は、過去に別の所有者があったため、その品質や信頼性に疑問が残ります。特に悪意を持った人によって加工や改ざんが行われている可能性もあるため、注意が必要です。新品未流通品は、製造元から直接購入されるため、その純度や重量が保証されており、LBMA認定マークや信頼のおける国別刻印や企業刻印があれば品質に対する信頼性が万全となります。

また、新品未流通品であれば、安心して資産として純金を保持することができます。特に、インゴットやゴールドコインなどの形態で購入する際には、製造元の信頼性や流通経路が重要です。

新品購入のメリット

新品の純金を購入することには、多くのメリットがあります。第一に、純度が最高クラスであることが保証されており、資産としての価値が安定しています。高品位な金は長期的に安定した資産として重視されるため、投資としての意味合いも強いです。

さらに、新品の購入時には、そのデザインや形式についての選択肢が豊富です。例えば、さまざまなデザインのゴールドコインや特定のアートワークを施したインゴットなどがあり、これにより自己の好みに応じて選択することができます。また、投資だけでなく、将来的に相続や贈与の際にも、そのデザインが重視されることがあります。

最後に、新品の純金購入は、指紋がついていないので、この点も心強いポイントです。

これらを踏まえ、安全で効率的な純金購入を行なうためには、「新品未流通品」での購入を心がけることが必要です。投資対象としての純金の評価を高め、リスクを最小限に抑えることができるでしょう。

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