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純金積立で逆張り手法は意味がない?利益を上げる秘訣

#純金投資#純金積立

金の資産運用において、多くの投資家が注目する純金積立。しかし、逆張り派の人はゴールドに売りで逆張りする方も少なくありません。本記事では、金投資と逆張り手法の関連性を深く掘り下げ、金投資での成功に向けたアプローチを洗練された視点から探ります。

純金積立と逆張り手法の検証

FXや株ではトレンドに対して逆張りをする人が一定数いてうまくいっている方もいます。しかし、金には上昇トレンドしかない為、逆張りで売りから入るのは誤りです。

逆張り手法とは何か

逆張り手法とは、一般的に市場の動向やトレンドに対して逆らう取引スタイルを指します。通常、人々が買っているときに売り、売っているときに買うことで利益を得ることを目指します。この手法は、特に市場が過度に反応している時に効果を発揮すると考えられています。たとえば、株式市場で過去のデータを分析し、過小評価されている株を買ったり、過大評価されている株を短期間で売却するアプローチがその典型です。したがって、逆張り手法は高いリスクを伴うため、相応の知識と経験が求められます。

純金積立の基本原則

純金積立は、一定の期間にわたって定期的に金を購入する方法です。この手法の魅力は、金価格が高騰しても、価格の低下時にも買い続けることで平均購入価格を抑える「ドルコスト averaging」効果が得られる点です。また、金はインフレヘッジや資産の分散投資としての機能も持ち合わせています。投資家は、金の価格が長期的には上昇すると考えられており、そのため定期的に少額ずつ金を積み立てることで、時間をかけて安定した資産形成を追求します。

逆張り手法が純金積立に向かない理由

逆張り手法と金投資は、一見して相互に関連しているように思えますが、実際のところ、金には上昇トレンドしかない為、売りから入るのは誤りであり、逆張り手法は純金積立には適しません。

利益を上げるための純金積立手法

では、純金積立を行うためにはどのような手法が有効でしょうか。まず、一般的な純金積立は現物の金が実際に手元に届くわけではありません。ですので豊田商事事件や、死亡したとき引き出さずじまいになり損をしてしまう事例が後を絶ちません。純金積み立ては、現物の金を購入する、これが唯一リスクのない手法となります。

純金積立の商品選びのポイント

純金積立の商品を選ぶ際には一つだけポイントがあります。それは、現物の金を購入し手元に所有して積み立てていくことです。これならば詐欺の被害にあうリスクをなくし安全に資産を増やしていくことができます。

おすすめの現物純金積立商品

現物の金を投資目的で購入するときは、いくつかの注意点があります。
まず、18金やジュエリー、中古品は投資に向かないため、LBMA認定マークのついた純金インゴットかウィーン金貨のような国別刻印のついた金貨の新品未流通品がおすすめです。特に中古は表記のグラムに達しない削られたものがあります。さらにペナルティのない造幣局の「ホールマーク」の入った純度詐称のジュエリーで騙されている人が後を絶ちませんのでお気をつけ下さい。金製品に刻印がないか純度表示だけのものは論外ですが、LBMA認定マーク以外の刻印の場合、買取価格の査定に厳しい影響を与えることがあります。LBMA認証マークまたは信頼できる製造者刻印、国別刻印がない金製品は、その純度や出所が不明瞭であるため、貴金属としての価値を認められにくく、買取を拒否される可能性が高まります。したがって、金を購入する際には、刻印の有無やその種類を確認することが大変重要です。特に、長期的な投資を考えている場合には、この点を十分に理解し、注意を払う必要があります。いざ換金しようとして偽物だったでは目も当てられません。

金は古代より「価値の貯蔵手段」として重視されてきました。金は地球上で総量がこれから採掘される分を含め算出され価格に反映されています、お金が刷られ金余りが発生しお金の価値が下がることがインフレで、インフレは必ず進みます。金は総量が決まっていて、それ自体が価値を持っているのでインフレでお金の価値が下がると、相対的に価値が不変の金価格が上昇することになります。
さらに、レアメタルとして携帯やPCなど電子機器に欠かせない半導体に金は消費されています、これにより希少価値が上がり、金価格を上昇させる要因となっています。事実として、金には上昇トレンドしかないという歴史的事実があります。

インフレーションは、通貨の価値が下がり、物価が上昇する現象を指し、インフレは必ず進む特性があります。歴史的に、インフレーションが高まると金価格が上昇します。これは、金が不変的な価値を持ち続けている資産であり、通貨の価値が下がると金価格が相対的に上昇するからです。例えば、1980年代初頭や2000年代初頭には、インフレーションが高水準に達し、株価や為替が大暴落する中、金価格は急騰しました。投資家はインフレーションヘッジとして金に資金を移動させ、金の需要が高まるのです。また、金は通貨への信任が揺らいだ際の「避難先」とされ、経済的不安や危機の際に金が求められる傾向が強まります。このように、インフレーションと金価格の関連性は、金が持つ価値の不変性から来ているといえます。インフレーションが進行すると、お金の価値が減少し、物の価格が上昇します。これに対して、金は物価が上昇した際にもその価値を保つことができるため、インフレーション対策として非常に有効です。例えば、過去のデータを参照すると、1970年代のアメリカではインフレーションが急上昇した際に金の価格も大きく上昇しました。これは、投資家が金を安全な資産として選択した結果であり、金がインフレーションに対する自然な防衛手段であることを示しています。純金インゴットや純金コインを所有することで、資産価値の減少を防ぎ、長期的な資産の安定を図ることが可能です。

金の価値は、経済や文化に左右される一方で、上昇トレンドしか存在しないという事実があります。古代エジプトから現代に至るまで、金は常に投資対象としての魅力を失うことはありませんでした。アメリカドルやユーロの価値に対しても金は自らの価値を保持し続け、インフレの影響を受けてもその価値は損なわれていません。記録が残っている間だけを見ても上昇トレンドとなっており、4500年前からの記録がもしあれば、やはり上昇トレンドだけでしょう。このため、金を保有することは投資家にとってリスクなくインフレから守る手段となっています。金が存在する限り、金は古代から続くその価値を保ち続けることでしょう。
地震や戦争など有事の際は手元に純金がなければ、スマホが使えず出金自体できなくなります。必要なときに引き出せなければ、ないのと同じです。現物の純金備蓄は手元に現物の金があるので、金貨や小判がそうであったように、貨幣のように使うことも容易にできます。腕時計や着物などは物々交換に向きませんが、金は誰でも共通した価値を理解しているので、1食分、米10キロなど、金と容易に交換することが可能です。
令和の今も食糧難が来たと備蓄が求められていますが、日本の住宅事情では缶詰やレトルトや米や乾麺など何万食分も収納するのは無理があります、お金では今の何百倍にも上がるであろう物価に対して紙切れ同然でしょう。よく映画でもそのようなとき金が用いられるのを見かけます、希少価値と有史以来変わらない価値を持つ金が、有事の際には小判や金貨同様威力を発揮します。

この記事の著者

田中 勇

1981年2月生まれ。東京藝大卒業後、銀座のジュエリー工房で彫金師として活動。2013年に「Holy」ブランドを創設し、純金ジュエリーを強化透明樹脂で包み、胸元で浮遊する幻想的なデザインの商品を開発・販売。現在に至る。

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